当組合は、昭和41年4月、20社で「清水市公認水道工事業者協同組合」を創設しましたが、平成11年に「清水市管工事システム協同組合」として40社で再スタートし、平成15年5月の静岡市と清水市の合併に伴い「清水管工事システム協同組合」と名称を変更し現在に至っており、2019年には20周年を迎えようとしています。

 当組合が長きにわたり事業を継続することができたのも、組合の事業運営・発展にご指導、ご尽力をいただいております静岡市上下水道局、組合関係団体及び組合員の皆様のおかげであり、心から感謝申し上げます。

 現在、私達は経験したことのない厳しい状況に直面しており、「人口減少」「高齢化」に伴う様々な問題、「高度経済成長期に整備された施設の更新」「頻繁におこる災害への対応」等克服していかなければならない難問が山積みされております。

 当組合は、長い歴史の中で静岡市(上下水道局)との災害協定による新潟県中越沖地震、熊本地震への迅速な応急復旧支援活動への派遣、清水区内の24時間修繕対応、上下水道フェア、しずおか建設まつり等の様々なイベントへの参加協力を通して、組合員相互の親睦、コミュニケーションを活性化し、「技術」を繋ぎ、「人」を繋ぎ、そして、「地域」と繋がってきました。

 今後は従来の活動に加え、地域住民、上下水道局、組合員からの新しい意見にも耳を傾け、さらに、静岡市指定工事店協同組合と協働し、社会のニーズや期待に迅速・的確に対応しながら、安全・安心・快適に暮らせる自然豊かな活力あるまちの実現に向けて、地域の核となる水道組合として、ライフラインを守り、安全でおいしい水道水を安定的に供給していけるよう、組合員一同一致団結して邁進していく所存であります。今後とも皆様のご指導、ご鞭撻をよろしくお願い致します。

清水管工事システム協同組合
理事長 望月 昭宏