【静岡市清水区の水道屋さん】清水管工事システム協同組合

平成28年4月14、16日発生　熊本地震に係る水道復旧支援及び現地視察の報告をします。

4月25日（月）	日本水道協会より、静岡市上下水道局を通じて、静岡・清水両組合に派遣要請あり。当日16時、両組合の合同緊急会議により 27日（水）第1班清水6名、第2班静岡6名の派遣決定。
26日（火）	14時、静岡・清水両組合　出発直前会議。派遣メンバ－も同席。現地にて局職員と調査、漏水修繕を行うこと。レンタカ－（4tダンプ・バックホウ・3tダンプ・作業車）にて東名高速等で現地に入ること。第1班が4月27日～5月3日、第2班が5月2日～6月8日の日程とすること。他、宿泊地や連絡方法等　確認。
27日（水）	現地へ向けて出発 9時静岡市水道組合にて出発式。終了後、第1班　清水6名出発。 1,000kmの移動スタ－ト。
28日（木）	19時　宿泊地菊池市到着。局との打合せ。
29日（金）	7時　熊本市へ出発 13時　理事長・副理事長　現地入り（JR）　以下表にまとめてみます。

現場作業

現地調査

切断された水道管

第1班の復旧支援としては、漏水修繕箇所 6、調査箇所 1、その他となりました。

　当組合としては、阪神・淡路大震災、新潟県中越地震に続き、3度目の復旧支援となり、素早く対応できたと考えていますが、現地入りしてからの情報が不確かで復旧作業にとりかかるまで時間がかかりました。過去の教訓より、情報収集や資材調達の流れが徐々に改善されてきているものの、まだまだ課題が多くありそうです。

　当組合では、現地入りした第1班6名の後に、第3班6名も出発の準備をしていました。結局、4月30日「断水は解消されました」との熊本市発表で、支援には行きませんでしたが組合員達の責任感や行動力を再確認できました。

　静岡市では、今日にでも大地震が発生してもおかしくない状況にあります。当組合としても、静岡市上下水道局・静岡市水道組合と協力して、早急に課題を整理し、来るべき「時」に備えようと考えています。

　終わりに、九州・熊本大震災で亡くなられた方のご冥福と、破災された皆様の一日も早い復旧をお祈りします。

熊本地震益城町被災状況	熊本地震益城町被災状況	熊本地震益城町被災状況
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静岡市総合防災訓練